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「TRAIL」第30号(平成22年9月15日発行) 経済・景気動向調査報告「TRAIL(トレイル)」 | いわき市役所

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Academic year: 2018

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(1)

【巻頭言】

■ 全国の経済・景気動向

 09年3月を底として景気回復が続く中、本年6 月には1年11か月ぶりに“回復基調”に入り、8 月10日発表の「月例経済報告」(内閣府)の基調 報告では“着実に持ち直しており、自律的回復へ の基盤が整いつつある”とした。これは企業収益 の改善、輸出の緩やかな持ち直し、個人消費、雇 用情勢の持ち直しの動きなどによる。

 上記が発表された直後の8月16日、10年度第1 四半期(4月−6月)のGDP速報値(内閣府)が 発表された。これによると物価変動を除いた実質 値は前年比0.1%増(年率換算0.4%増)と前四半 期(1月−3月)の年率換算4.4%増より大幅に鈍 化、また国民生活への影響が強い名目値では3期 ぶりのマイナスで前期比0.9%減(年率換算3.7%減) と予想外の低成長であった。これは成長を支えて きたエコポイント制度やエコカー補助金等の景気 刺激策効果が途切れつつある一方で設備投資等が 盛り上がりを欠いたことなどによる。

 このように今回のGDP速報値は、回復基調にあ ったわが国景況に警鐘を鳴らす形になった。今後も、 国内のエコ政策等で先食いしてきた需要の反動か ら秋以降の消費に懸念が広がっていること、輸出 も米国の景気減速懸念と昨今の急激な円高から不 透明感が広がっていることなどから、ここにきて“回 復基調”は“踊り場”局面に転じている。特に円 高は、消費面では好影響を与えているものの、 GDPへの影響の方が大きいために全体では大きな マイナスである。また最近の株安は、企業収益の 下振れを招き、設備投資の持ち直しを妨げ、雇用・ 所得環境の悪化を通じて個人消費、住宅投資の足 を引っ張る恐れがある。

 以上から、政府による早急な経済対策が必要と されるが、今回の円高は日本のファンダメンタル ズ(経済の基礎的条件)が評価されたのではなく 欧米に比べて日本はまだ良いとする“消去法”に よるもので為替介入が難しいこと、財政危機下に あって追加公共事業もままならないことなど、難 航が予想されるだけにこれから示される政策メニ ューとその効果が注目される。

  

■ いわき市の経済・景気動向

 前回(本誌29号)6月の分析において、“下げ 止まり”にあった「いわき経済・景気」は、全体 では“足踏み”状態にある。

 消費需要は、自動車新規登録台数はエコ政策効 果等により3四半期連続で前年 水準を上回っているものの、大 型小売店舗売上高が前年同期比 2.3%減と9四半期連続で、また 新設住宅着工件数も同23.1%減 と、ともに前年水準を下回って いるなど、先行きに対する不安 感による消費マインドの冷え込 みは大きい。

 企業動向は、大型電力使用量 は同17.7%増と2四半期連続で 前年水準を上回り、生産活動が 底打ちしたとみられ、中小企業

全国は“成長鈍化” 、 “踊り場”局面に!

    いわきは “足踏み”状態

“経済・景気四方山話”:

 いわき地域における6次産業化成功のポイント

大 川  信 行

東日本国際大学 経済情報学部 教授

 全国は“成長鈍化”、“踊り場”局面に! いわきは“足踏み”状態  “経済・景気四方山話”:いわき地域における

       6次産業化成功のポイント    東日本国際大学経済情報学部 教授 大川信行………1

Ⅰ いわき市の経済の動き

 1 概況(平成22年第Ⅱ四半期(4〜6月) の状況 ………3  2 主要経済データ ………5

Ⅱ いわき市の景気の動き

  (平成22年度第Ⅱ四半期(4〜6月)の状況

 1 C I(コンポジット・インデックス)………9  2 DI(ディフージョン・インデックス)………12

いわき未来づくりセンター

いわき市の経済・景気の動き

トレイル 第30号 平成22年9月15日発行

(2)

も横ばいからやや改善、さらに雇用保険受給者数 が久しぶりに減少に転じている。

■ 経済・景気四方山話:いわき地域における          6次産業化成功のポイント  地域活性化の切り札として6次産業化が注目さ れている。本稿では6次産業化成功のポイントに 絞って論考する。(関連する農商工連携に関して は本誌第26号 09年9月発行 参照)

 6次産業化とは、1次産業・2次産業・3次産 業の連携・融合による付加価値の増加策をいう。 形態としては、A.1次自体の、B.1次と2次の連 携による、C.1次と3次の連携による、D.1次・2 次・3次連携による高付加価値化策がある。(これ に対して農商工連携は、工業部門の中小企業者と 農林水産業者との連携でAが含まれない)Aの1 次自体の高付加価値化については多くの考えがあ るが、ここでは①他複数事業主体とのコンソーシ アム型農業生産法人の導入、②企業との連携強化(農 地レンタル、契約栽培等)、③農業を再評価する 若者にターゲットを当てた新ビジネスモデルの設計、

④海外での農業生産、農業指導ビジネスの展開等 を挙げておく。

 B〜Dの1次と他との連携については、農商工 連携法による多くのインセンティブ(優遇措置) が獲得できるが、①連携に原材料相互販売、業務 委託を含まない、②連携者とって新規の技術、製 商品、流通、サービスであること、③5年間で連 携者の経営改善が図られること、④新規事業主体 は対象外であること、などの制約があることに留 意する必要がある。

 以上を押さえた上で、いわき地域における農商 工連携成功について8つのポイントをあげる。  第1は農商工連携法の枠組みを超えた取り組み も辞さないことである。上述のように法的要件は 極めて制約的であるので、法律によるインセンテ ィブを捨てても成立するモデルに挑戦すべきである。  第2は異業種・異業態、産学官民、地域特性等 との連携(近接連携という)による起業化の推進 である。流通(生産)、工業(製造)のほか、情 報関連、サービス業との連携はイノベーション(革 新)のきっかけを与え付加価値が上がる。また工 業部門の有力なスキームである産学官民連携は起 業化の促進に効果的である。

 第3はアントルプルヌールシップ(起業化精神: EP)の醸成である。農業部門においてはニーズ が少なかったことなどから旺盛なEPを持ってい る人は少ない。EPは異領域・異文化との接触か ら生まれるので講演会、同志との研究会等への積 極的参画、先進事例との接触等が醸成のきっかけ となる。また、新規案件に排他的な市場、リスク

とを嫌う風土(失敗はむしろ次へのステップ)等 の起業化風土にある地域社会にあってはフィジビ リティ(実現可能性)の検証をしっかり行い計画 の安全性と信頼性を高めることが必要である。  第4はマーケット性の確保である。作ったもの を売るのではなく売れるものを作るという市場オ リエンティド(市場志向)の考え方に立ち、十分 な市場調査によるべきである。また“地産地消” はきっかけになるが発展性に欠くという面があり、 むしろ生産者・生産地・生産方法等の特徴を取り 込むなど、ブランド性を高めるべきである。(地 域ブランド化を意味しない)

 第5はプロジェクトファイナンス(PF)の導 入である。PFというのは人材、資源、資金等を 一つの事業に統合化して収益を評価する方式で、 プロジェクトの成否、改善等が見えやすくなる。 既存事業の多角化であっても当該事業を切り分け るとともに内部補助(赤字部門を黒字部門で補う) も避けなければならない。

 第6はシミュレーション(事業可能性調査:SM) による計画推進である。事業はゴイング・コンサ ーン(事業継続性)でなければならないため収益 の確保が必要である。従ってSMを行いつつ計画 を立てながら推進しなければならない。そのSM は“平年度収支予想方式”を奨める。なお農商工 連携プロジェクトはソーシャルビジネス(本誌第 28号 10年3月発行 参照)として起業化される 場合もあるが、この場合でも収益性は確保されな ければならない。

 *事業が本格稼働する単年度の利益がその後も確保され   るとする予想方法(各年度の収入額と支出額は変化す   るが利益額は変わらない)。この方法によれば簡便に   収支予想ができ便利である。

 第7はIT(情報技術)の積極的活用である。 起業化段階では連携先のマッチング、ネット型地 域ブランド等で、また事業経営段階では、インタ ーネット・マーケティング、事業計画策定(需要 予想等)、生産管理、経営管理に不可欠である。 これらの重要性はますます増加しており、ITな くして事業化はかなり難しいといえる。

 第8は既存スキームの積極的活用である。いわ き地域にはICSN(いわき産学官ネットワーク 協会)、ILO(いわきリエゾンオフィス)等の インターメディアリィ(中間支援組織)があり、 他地域に比べ有利である。資金的スキームは法的 要件を備えれば国等のスキームが使えるし、そう でなくとも県、市、いわき地域の金融団、日本政 策金融公庫等のスキームが準備されている。なお いわきはNPO活動が盛んであるがNPOとの連 携には国等の支援を受けることも有効である。        (以上)

(3)

฀ いわき市の経済の動き

1 概 況(平成22年第 四半期(4〜6月)の状況)

(1)需要動向

【個人消費】 ○ 第 四半期(4〜6月)の大型小売店等販売額は約166億円(前年同期比2.3%の減少)          となり、平成20年第 四半期以来、9四半期連続で前年の水準を下回った。

    ○ 自動車新規登録台数は4,815台(前年同期比23.4%の増加)となり、3四半期連続で前          年の水準を上回った。

【建設需要】 ○ 新設住宅着工戸数は332戸(前年同期比23.1%の減少)となり、3四半期ぶりで前年の          水準を下回った。

    ○ 6月の中小企業DI調査の建設業DIは-77.8となり、前回(3月 -62.5)より15.3ポイント          悪化した(0が横ばいの水準)。

大型小売店等販売額(四半期統計)

H19 H20 H21

16,000 17,000 19,000

18,000 21,000

20,000 百万円

新設住宅着工戸数(四半期統計)

H19 H20 H21

300 400 500 600 700

H22

H22

(4)

(2)企業動向

【生産活動】 ○ 第 四半期(4〜6月)の大口電力使用量は、前年同期比17.7%の増加となり、2四半          期連続で前年の水準を上回った。

        ○ 6月の中小企業DI調査の製造業DIは3.2となり、前回(3月 -14.3)より17.5ポイント          改善した。

(3)雇用情勢

【雇  用】 ○ 第 四半期(4〜6月)の雇用保険受給者実人員は6,870人(前年同期比32.5%の減少          (=改善))となり、8四半期ぶりに前年の水準を下回った (改善した)。

        ○ 6月の新規求人倍率は0.83倍(前年同月より0.09ポイントの上昇)となり、5ヵ月連続          で前年の水準を上回った。

        ○ 6月の有効求人倍率は0.44倍(前年同月より0.06ポイントの上昇)となり、3ヵ月連続          で前年の水準を上回った。

【企業活動】 ○ 負債1千万円以上の企業倒産件数は1件となり、4四半期連続で前年の水準を下回った。        ○ 手形交換高は約414億円(前年同期比10.5%の減少)となり、平成20年第

9四半期連続で前年の水準を下回った。

       ○ 6月の中小企業DI調査の総合DIは-27.1となり、前回(3月 -29.4)より2.3ポイント改           善した。

大口電力使用量(四半期統計)

H19 H20 H21

240,000 280,000 320,000 360,000 400,000 千KWH

H22

新規求人倍率・有効求人倍率(月次統計)

H19 H20 H21 H22

新規求人倍率 有効求人倍率

0.20 0.60 0.40 1.40 1.20 1.00 0.80 1.60 1.80

(5)

74,242 75,848 75,706 75,754 69,504

19,183 19,714 17,446 16,979 17,495 17,584 16,295 16,592

6,448 6,840 5,896 6,113 5,948 7,653 6,028 5,244 6,174 5,490 5,946 5,542 5,811 6,287 5,397 5,528 5,258 6,798 5,595 4,951 5,748 5,385 5,663 5,543

-0.6 2.2 -0.2 0.1 -8.3

-0.3 -1.7 -6.6 -6.6 -8.8 -10.8 -6.6 -2.3

0.7 -0.2 -1.5 -2.3 1.3 -3.5 -5.3 -9.3 -5.4 -7.6 -3.5 -8.8 -9.9 -8.1 -8.5 -9.6 -11.6 -11.2 -7.2 -5.6 -6.9 -1.9 -4.8 0.0

23,740 23,315 20,970 20,645 19,189

4,907 4,257 5,283 3,903 4,865 5,138 6,455 4,815

1,767 1,215 1,925 1,607 1,438 1,212 1,465 1,706 2,112 1,187 1,198 1,518 1,670 1,286 1,909 1,755 1,943 1,440 1,746 2,026 2,683 1,514 1,483 1,818

2,141 2,227 1,939 1,838 1,694

464 378 424 432 443 395 488 332

198 87 179 178 114 86 141 168 115 159 146 127 120 170 153 123 104 168 157 167 164 65 134 133 0.8

-1.8 -10.1 -1.5 -7.1

2.9 -10.5 -22.9 -15.7 -0.9 20.7 22.2 23.4

11.6 -4.9 0.9 -0.8 -18.9 -11.1 -19.3 -21.4 -26.2 -23.9 -14.0 -9.6 -5.5 5.8 -0.8 9.2 35.1 18.8 19.2 18.8 27.0 27.5 23.8 19.8

-3.1 4.0 -12.9 -5.2 -7.8

23.1 -43.7 6.3 -27.6 -4.5 4.5 15.1 -23.1

37.5 -15.5 37.7 28.1 -51.1 -71.2 -17.5 38.8 7.5 3.9 -36.5 -40.7 -39.4 95.4 -14.5 -30.9 -8.8 95.3 11.3 -0.6 42.6 -59.1 -8.2 4.7

1,714 1,773 1,476 1,416 1,218

359 332 275 303 316 324 280 273

145 102 112 113 102 117 94 83 98 103 91 109 120 102 94 104 109 111 95 92 93 90 84 99

-6.0 3.4 -16.8 -4.1 -14.0

12.2 -19.2 -24.9 -15.6 -12.0 -2.4 1.8 -9.9

49.5 -15.0 8.7 -24.7 -22.7 -9.3 -13.0 -32.5 -27.4 10.8 -29.5 -20.4 -17.2 0.0 -16.1 -8.0 6.9 -5.1 1.1 10.8 -5.1 -12.6 -7.7 -9.2

25,135 23,152 19,564 18,005 17,959

5,508 4,088 3,149 2,108 10,569 2,133 3,729 1,656

1,810 608 3,091 2,794 574 720 616 460 2,073 369 214 1,525 2,724 940 6,905 720 676 737 1,039 360 2,329 271 333 1,052

-28.0 -7.9 -15.5 -8.0 -0.3

-42.2 37.7 -37.6 -37.3 91.9 -47.8 18.4 -21.4

-45.4 -77.6 58.5 321.2 43.4 -35.7 -30.4 -87.1 243.1 41.0 -84.7 -10.2 50.5 54.7 123.4 -74.2 17.7 2.3 68.6 -21.7 12.4 -26.6 55.7 -31.0

16,031 14,791 15,955 18,347 14,745

4,930 4,443 3,971 3,225 3,807 3,742 3,361 3,194

1,750 1,606 1,574 1,376 1,395 1,672 1,313 1,339 1,319 889 1,140 1,196 1,440 1,181 1,185 1,140 1,174 1,428 1,102 1,248 1,011 944 979 1,271

8.9 -7.7 7.9 15.0 -19.6

28.3 -2.8 -13.5 -26.5 -22.8 -15.8 -15.4 -0.9

44.9 14.4 27.9 2.8 -8.1 -2.4 -18.3 -12.3 -9.5 -23.9 -28.1 -26.7 -17.7 -26.4 -24.7 -17.2 -15.8 -14.6 -16.0 -6.8 -23.4 6.3 -14.1 6.2 1,234,618

1,369,424 1,417,421 1,472,811 1,120,337

381,215 332,870 248,534 270,697 289,979 311,127 293,784 318,713

136,129 118,658 126,428 117,227 107,493 108,150 94,496 79,163 74,875 88,649 89,357 92,691 100,311 91,406 98,262 103,399 104,744 102,984 101,735 92,502 99,547 109,845 105,437 103,431

1.3 10.9 3.5 3.9 -23.9

9.7 -9.4 -34.0 -29.2 -23.9 -6.5 18.2 17.7

13.5 6.5 8.8 -1.9 -10.9 -14.9 -23.8 -37.2 -40.8 -33.8 -27.2 -26.2 -26.3 -23.0 -22.3 -11.8 -2.6 -4.8 7.7 16.9 33.0 23.9 18.0 11.6

(6)

195,544 256,785 341,360 447,728 227,031

139,888 79,902 66,878 36,631 69,168 54,354 70,707 79,676

43,858 53,958 42,072 29,072 26,429 24,401 27,021 26,588 13,268 10,185 8,637 17,809 21,012 19,240 28,916 15,910 16,089 22,355 18,306 25,622 26,779 22,227 29,096 28,353

29.8 31.3 32.9 31.2 -49.3

47.9 -11.6 -25.1 -73.6 -50.6 -32.0 5.7 117.5

4.9 200.8 20.7 20.6 -21.6 -25.0 -31.9 14.9 -49.8 -75.3 -83.1 -61.7 -52.1 -64.3 -31.3 -45.3 -39.1 -8.4 -32.3 -3.6 101.8 118.2 236.9 59.2

3,577 3,682 3,858 3,353 1,969

501 1,182 252 820 252 644 159 1,401

255 202 44 94 1,026 63 122 68 62 53 211 557 90 129 33 74 525 45 40 53 67 82 358 962

26,188 24,590 21,590 26,270 34,021

6,059 10,134 12,537 7,555 6,528 7,400 6,894 5,650

2,341 1,442 2,277 2,454 2,110 5,571 3,491 3,839 5,207 2,282 2,305 2,969 2,502 2,108 1,918 1,838 2,445 3,117 1,348 1,869 3,677 1,745 1,606 2,298 8.8 2.9 4.8 -13.1 -41.3

-10.8 -6.3 -6.2 -41.5 -49.7 -45.5 -36.8 70.8

-12.4 -6.6 -18.9 -23.7 -3.4 -19.0 87.9 -44.3 -24.1 -27.5 -16.4 -48.3 -65.0 -35.9 -23.8 -21.3 -48.8 -27.9 -67.6 -21.9 7.0 54.4 69.6 72.7

-2.0 -6.1 -12.2 21.7 29.5

-7.5 82.0 148.7 50.0 7.7 -27.0 -45.0 -25.2

3.0 -18.5 -9.1 54.8 19.8 150.7 128.9 143.1 168.9 44.3 39.5 64.7 6.9 46.2 -15.7 -25.1 15.9 -44.0 -61.4 -51.3 -29.4 -23.5 -30.3 -22.6

450 1,048 1,107 1,089 1,310

172 452 283 503 172 352 185 281

73 0 99 171 62 219 0 172 111 76 225 202 7 39 125 219 84 49 17 35 133 127 141 12

-29.1 132.9 5.6 -1.6 20.2

-27.6 47.8 -18.7 327.8 0.4 -22.3 -34.7 -44.2

3.6 -100.0 258.2 153.0 -30.3 46.7 -100.0 58.9 -18.6 20.3 321.5 18,114.6 -89.8 - 26.9 27.6 35.2 -77.6 - -79.7 19.7 68.2 -37.5 -93.9

230,995 226,099 215,287 200,593 172,567

49,886 44,691 49,649 46,252 40,969 35,697 38,670 41,416

17,822 12,896 19,168 14,843 11,001 18,846 15,043 14,427 20,179 15,864 12,243 18,145 14,376 13,747 12,847 9,957 13,746 11,993 11,725 11,368 15,577 14,378 13,603 13,434

-1.9 -2.1 -4.8 -6.8 -14.0

-7.2 -11.6 -6.7 -12.4 -17.9 -20.1 -22.1 -10.5

-20.1 -29.4 45.5 -23.0 -30.1 21.5 -24.3 -10.8 17.7 -7.1 -20.4 -10.9 -19.3 6.6 -33.0 -32.9 25.0 -36.4 -22.1 -21.2 -22.8 -9.4 11.1 -26.0

42.8 158.1 84.0 32.0 866.4

4.0 2.1 4.6 1.9 0.0 859.9 2.5 0.0

0.0 4.0 0.0 0.0 0.7 1.4 0.0 4.6 0.0 0.0 1.5 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 859.9 0.0 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

-49.7 269.2 -46.9 -62.0 2,610.1

-90.9 -94.0 -78.2 -60.1 -100.0 41,846.8 -45.9 -100.0

-100.0 -78.2 -100.0 -100.0 -65.8 -95.6 - -65.7 -100.0 -100.0 -59.3 -34.4 - -100.0 - - 124,525 -100.0 - -100.0 - 0.0 0.0 0.0

(7)

19 20 21 31 11

10 10 4 4 1 2 3 1

3 4 3 2 3 5 0 2 2 2 1 1 0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1 0

35.7 5.3 5.0 47.6 -64.5

42.9 0.0 -50.0 33.3 -90.0 -80.0 -25.0 -75.0

50.0 100.0 0.0 -50.0 -25.0 150.0 -100.0 100.0 -50.0 100.0 - -50.0 -100.0 -100.0 -66.7 -50.0 -100.0 -80.0 - -50.0 -50.0 -100.0 0.0 -100.0

36,491 5,797 10,441 16,592 4,958

10,322 2,407 3,361 1,216 180 201 2,704 72

1,555 1,230 7,537 457 405 1,545 0 121 3,240 656 500 60 0 0 180 181 0 20 284 2,200 220 0 72 0

1.30 1.24 1.24 0.94 0.73

- - - - - - - -

1.20 1.12 0.96 1.11 1.00 0.98 0.63 0.63 0.66 0.58 0.72 0.74 0.79 0.73 0.75 0.72 0.86 0.96 0.61 0.67 0.73 0.63 0.74 0.83 990.9

-84.1 80.1 58.9 -70.1

54.4 -22.0 -2.4 189.5 -98.3 -91.6 -19.5 -94.1

-74.5 412.5 2,078.3 -68.9 -33.8 53.7 -100.0 142.0 9.7 3,180.0 - -85.0 -100.0 -100.0 -97.6 -60.4 -100.0 -98.7 - 1,718.2 -93.2 -100.0 -85.6 -100.0

0.07 -0.06 0.00 -0.30 -0.21

- - - - - - - -

-0.01 -0.10 -0.39 -0.12 -0.34 -0.71 -0.51 -0.62 -0.60 -0.38 -0.35 -0.37 -0.41 -0.39 -0.21 -0.39 -0.14 -0.02 -0.02 0.04 0.07 0.05 0.02 0.09

0.91 0.89 0.89 0.69 0.40

- - - - - - - -

0.77 0.75 0.72 0.75 0.71 0.68 0.61 0.53 0.47 0.41 0.37 0.38 0.39 0.38 0.39 0.39 0.41 0.42 0.41 0.41 0.43 0.41 0.42 0.44

0.07 -0.02 0.00 -0.20 -0.29

- - - - - - - -

-0.01 -0.06 -0.18 -0.15 -0.20 -0.26 -0.32 -0.42 -0.45 -0.41 -0.41 -0.39 -0.38 -0.37 -0.33 -0.36 -0.30 -0.26 -0.20 -0.12 -0.04 0.00 0.05 0.06

23,164 21,920 20,914 20,887 38,365

5,491 5,626 7,076 10,179 11,414 9,696 7,983 6,870

1,839 1,836 1,816 1,870 1,873 1,883 2,038 2,295 2,743 3,223 3,149 3,807 3,983 3,765 3,666 3,511 3,167 3,018 2,799 2,630 2,554 2,390 2,111 2,369

-6.6 -5.4 -4.6 -0.1 83.7

0.9 6.8 48.3 103.6 107.9 72.3 12.8 -32.5

-1.4 0.3 3.9 0.8 6.8 13.5 22.3 43.4 82.4 109.3 90.2 111.0 116.6 105.1 101.9 87.8 69.1 60.3 37.3 14.6 -6.9 -25.8 -33.0 -37.8

7,407 7,657 7,775 7,608 8,026

2,056 1,914 1,756 1,996 2,274 2,000 1,897 1,999

640 787 629 644 644 626 586 527 642 641 725 629 696 858 720 673 669 658 639 553 705 640 724 635

2.4 3.4 1.5 -2.2 5.5

-4.8 0.0 -2.7 8.9 10.6 4.5 8.1 0.1

-1.8 -8.0 -3.6 -0.1 0.6 -0.6 -0.7 -4.8 -2.8 5.8 11.6 9.0 8.8 8.9 14.5 4.4 4.0 5.2 9.0 4.9 9.7 -0.2 -0.2 0.9 767,624

819,699 866,277 789,850 757,737

190,274 228,201 221,033 147,169 184,288 205,247 232,818 134,242

62,573 65,094 62,607 98,579 51,917 77,705 94,537 48,665 77,831 47,030 55,300 44,839 46,982 68,503 68,803 80,514 61,336 63,397 79,678 90,336 62,804 49,969 43,513 40,760

-3.7 6.8 5.7 -8.8 -4.1

-5.0 -13.1 1.6 -4.4 -3.1 -10.1 5.3 -8.8

-15.8 29.7 -17.3 22.9 -46.6 -8.7 25.6 -27.4 3.6 -11.4 -1.5 0.4 -24.9 5.2 9.9 -18.3 18.1 -18.4 -15.7 85.6 -19.3 6.2 -21.3 -9.1

(8)

- - - - -

- - - - - - - -

- - -46.7 - - -70.8 - - -71.5 - - -90.9 - - -84.4 - - -50.0 - - -14.3 - - 3.2

- - - - -

- - - - - - - -

- - -66.7 - - -44.5 - - -44.4 - - -55.6 - - -44.5 - - -50.0 - - -62.5 - - -77.8

- - - - -

- - - - - - - -

- - -50.0 - - -64.3 - - -93.3 - - -42.9 - - -46.6 - - -66.6 - - -33.4 - - -35.8

- - - - -

- - - - - - - -

- - -41.7 - - -75.0 - - -66.7 - - -33.3 - - -71.4 - - -37.5 - - -12.5 - - -55.6

- - - - -

- - - - - - - -

- - -63.6 - - -70.0 - - -55.6 - - -50.0 - - -50.0 - - -62.5 - - -55.6 - - -42.9

- - - - -

- - - - - - - -

- - -51.4 - - -66.1 - - -70.0 - - -64.9 - - -66.2 - - -53.8 - - -29.4 - - -27.1

(9)

฀ いわき市の景気の動き(景気動向指数)

1   C I(コンポジット・インデックス)

 【先行指数】6月は112.1ポイントで、3ヵ月連続して上昇した。

        寄与度がプラスの指標は、鉱工業在庫率指数(2ヵ月連続)、企業倒産件数(2ヵ月ぶり)        等の6指標、マイナスの指標は中小企業DI(全業種)(3ヵ月ぶり)、自動車新規登録台数        (3ヵ月ぶり)の2指標であった。

 【一致指数】6月は100.8ポイントで、2ヵ月連続で上昇した。

        寄与度がプラスの指標は、小名浜港海上出入貨物(3ヵ月連続)、有効求人倍率(9ヵ月連        続)等の4指標、マイナスの指標は大口電力使用量(4ヵ月ぶり)、鉱工業生産指数(2ヵ         月ぶり)等の4指標であった。

 【遅行指数】6月は90.6ポイントで、6ヵ月ぶりに下降に転じた。

        寄与度がプラスの指標は、入湯税調定人員(2ヵ月ぶり)、雇用保険受給者実人員(11ヵ         月連続)等の4指標、マイナスの指標は鉱工業在庫指数(2ヵ月連続)、法人市民税調定額        (3ヵ月ぶり)等の3指標であった。

※CIの変化の大きさは景気の勢い(テンポ)を示す。

(1)  概 要

  一致指数は21年4月以降上昇傾向にあり、22年6月には100.8となった。一致指数の上昇には、有効  求人倍率や小名浜港海上出入貨物などの改善が寄与した。         

(2)  指数別の動向

(指数は平成17年の水準を100とする)

(3)  指数の推移及び寄与度の内訳

(CIの上昇・下降がどの指標により引き起こされたか)(平成17年=100)

(平成22年第 四半期(4〜6月)の状況)

1.8 -0.7 0.2 1.6 2.3 0.1 0.2 0.1 86.9 5.7

2.1 2.4 1.1 -1.1 3.1 -0.5 0.2 0.1 94.3 7.4

-1.2 -1.0 -1.9 3.4 2.0 -0.1 -0.1 0.1 95.6 1.2

2.9 -1.0 0.6 2.7 -2.8 0.7 0.3 0.1 98.9 3.3

2.8 -1.3 1.2 1.0 0.2 0.6 0.2 0.1 103.8 4.9

-3.0 2.6 -0.7 3.1 0.0 0.1 4.1 0.2 110.2 6.4

0.3 0.1 1.8 -0.9 -1.2 -0.6 4.2 0.1 113.9 3.8

-0.4 0.6 -1.7 -2.4 -3.0 0.4 0.1 0.3 107.8 -6.1

-0.8 0.7 -2.2 -3.8 0.0 0.7 -3.5 0.2 99.0 -8.8

-0.2 0.8 0.4 0.3 1.0 0.6 0.1 0.2 89.6 3.1

0.4 0.3 -0.6 -0.4 -1.1 0.2 -0.6 -0.5 87.3 -2.3

-0.1 0.4 1.1 1.0 0.1 0.5 1.4 -0.3 91.4 4.2

-0.8 0.2 0.7 0.8 0.0 -0.3 -1.5 0.2 90.5 -0.9

-0.4 0.6 0.4 0.1 -0.3 0.0 -0.1 0.4 91.2 0.7

0.1 -0.6 1.0 1.3 0.2 0.8 0.1 0.1 94.3 3.1

1.0 0.2 1.0 1.2 -0.7 -0.6 0.7 0.2 97.3 3.0

0.4 -0.5 0.4 -0.4 1.0 1.6 -1.2 0.5 99.1 1.8

-0.2 0.2 -0.7 -0.6 -1.7 -0.2 1.2 0.8 97.8 -1.3

-1.6 0.9 -2.7 -0.4 -2.0 -2.2 0.1 61.0 -8.0

0.1 0.5 2.3 1.3 1.9 2.7 0.0 70.0 8.9

-1.7 0.3 -2.8 0.9 -0.9 -1.6 0.1 64.3 -5.7

-1.5 0.5 -0.5 1.7 -2.0 0.8 0.0 63.3 -1.0

-1.0 -1.8 2.4 2.8 2.8 -0.4 0.0 68.1 4.8

-0.9 1.1 -2.7 1.5 -2.7 -2.4 0.2 62.1 -6.0

2.8 -0.1 -1.0 2.2 1.2 2.7 0.1 70.0 7.9

2.2 -0.4 0.7 1.4 -0.2 3.0 0.2 76.9 6.9

3.2 -0.4 1.6 1.4 0.1 -3.3 0.2 79.5 2.7

2.9 -3.5 0.0 -3.6 0.8 0.8 3.7 0.1 100.2 1.1

0.2 3.8 0.3 3.7 -0.7 -0.2 0.1 0.2 107.7 7.5

-0.2 0.6 0.8 3.9 2.0 1.0 -3.8 0.1 112.1 4.4

-1.6 1.5 -1.6 -1.6 0.2 -0.2 -0.5 0.7 94.9 -3.0

0.0 0.4 1.6 1.6 0.0 0.7 0.6 0.9 100.7 5.9

0.0 -1.1 -0.3 0.0 1.4 -0.4 -0.1 0.5 100.8 0.0

3.4 3.5 0.5 3.0 0.7 2.5 0.1 93.3 13.7

-1.2 1.4 -0.5 3.8 0.8 -3.7 0.2 94.0 0.7

-3.9 -2.0 0.7 1.1 -1.6 2.2 0.1 90.6 -3.4

(10)

120

110

100

90

80

70

60

18 19 20 21 22

120

110

100

90

80

70

60

18 19 20 21 22

110

100

90

80

70

60

18 19 20 21 22

(4) CI の推移

(平成17年=100)

(平成17年=100)

(平成17年=100)

(11)

・先 行 指 数

(5) C I データ

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

(平成17年=100)

89.8 85.4 86.2 89.1 90.6 111.6 97.3 94.0 68.2 113.9

94.0 83.2 92.8 85.4 92.5 108.2 99.5 93.8 68.3 107.8

88.2 84.1 93.6 92.0 97.5 104.0 95.8 92.6 69.3 99.0

87.7 89.5 83.2 96.1 103.4 103.1 93.4 92.1 74.0 100.2

85.4 83.8 87.5 99.5 107.1 97.4 104.5 96.4 75.7 107.7

87.9 82.3 94.2 102.9 109.0 97.9 97.4 95.3 81.2 112.1

79.9 85.7 86.9 104.0 102.9 100.7 91.1 87.5 86.9

77.9 86.0 87.4 102.9 102.6 102.7 92.7 81.3 94.3

86.2 85.3 90.9 103.5 99.9 105.9 89.4 80.4 95.6

75.3 88.1 97.0 110.0 95.7 100.1 92.5 80.8 98.9

81.5 82.2 93.3 98.9 100.3 100.4 94.7 73.9 103.8

83.8 79.9 93.2 102.2 98.4 107.7 96.9 67.4 110.2

・一 致 指 数

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

(平成17年=100)

107.4 83.4 90.5 93.5 97.2 102.0 106.0 114.1 86.6 97.3

105.9 84.4 93.4 92.3 96.2 103.2 106.9 116.7 82.9 99.1

99.3 81.9 90.8 92.4 96.3 107.1 106.8 114.8 81.5 97.8

99.5 85.7 89.4 94.9 101.7 108.2 109.4 112.6 80.9 94.9

100.8 85.4 89.6 95.8 97.0 103.0 108.9 116.5 85.5 100.7

99.3 81.6 89.6 93.9 104.8 103.9 110.3 113.3 86.5 100.8

95.1 84.2 86.9 97.0 100.5 104.9 109.9 113.0 89.6

93.5 85.1 87.2 94.9 101.0 110.0 111.0 110.3 87.3

90.8 87.4 88.0 96.7 100.3 107.2 110.7 105.4 91.4

86.3 90.3 88.5 102.1 102.8 107.8 111.6 103.3 90.5

87.4 88.2 90.0 97.3 102.0 108.5 113.7 99.5 91.2

85.3 87.6 92.7 97.7 100.1 109.8 114.3 93.4 94.3

・遅 行 指 数

13 14 15 16 17 18 19 20 21

(平成17年=100)

66.5 59.7 71.8 96.8 111.3 92.3 95.3 101.3 102.1

64.7 60.3 72.7 108.8 102.2 94.1 98.0 100.3 88.7

67.7 60.5 78.8 107.8 98.6 95.4 99.6 99.4 84.6

66.8 64.3 80.9 95.1 90.2 95.1 99.3 105.3 72.1

69.6 65.2 78.9 100.8 98.7 99.5 88.2 94.3 72.6

70.3 62.3 85.2 102.5 100.7 103.1 89.3 97.9 69.1

68.4 65.0 82.4 99.7 94.8 99.9 103.4 107.4 61.0

66.5 70.1 79.8 107.7 98.6 97.3 94.0 95.5 70.0

61.6 73.3 77.7 98.8 100.1 103.6 101.2 97.7 64.3

62.5 69.9 83.8 101.1 98.0 99.5 99.5 104.8 63.3

60.1 73.4 85.9 109.2 107.9 95.2 102.4 94.9 68.1

60.7 69.8 96.3 96.3 98.9 92.7 95.9 106.3 62.1

(12)

-500 -400 -300 -200 -100 100 200 300 400 500

2 D I(ディフュージョン・インデックス)

【先行指数】 6月は、85.7%と2

月連続で50%を上回った。

【一致指数】 6月は、75.0%と3

月ぶりに50%を上回った。

【遅行指数】 6月は、83.3%と6

月連続で50%を上回った。

(注)各指数とも50%が景気の拡張期と後退期との境目とされる(−景気動向指数利用の手引き−参照)

(1)概 要

(2) D I の推移

(3) D I の推移

(参考)累積D I の推移(平成5年以降)

42.9 37.5 83.3

57.1 50.0 83.3

85.7 75.0 83.3 71.4

75.0 0.0

85.7 50.0 50.0

57.1 87.5 50.0

57.1 50.0 50.0

57.1 37.5 33.3

71.4 62.5 16.7

71.4 75.0 66.7

42.9 75.0 66.7

42.9 87.5 66.7

(13)

100

50

0

−景気動向指数利用の手引き−

(1) 景気動向指数の概要

 ○景気動向指数は、景気の勢いや方向性を知るために、景気の動きを敏感に反映する経済指標を組み合   わせて作成された総合的な経済指標です。景気の勢いを示すCI(コンポジット・インデックス)と、   景気の方向性を示すDI(ディフュージョン・インデックス)の2種類の指数があります。両者の動き   を総合して景気の現状把握や将来予測等を行います。

 ○CI、DIとも、景気に先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の   3種類の指数を作成します。一致指数は景気の現状把握に利用します。先行指数は景気の動きを予測   するために利用します。遅行指数は景気の転換点や局面の確認に利用します。

(2)  C I (コンポジット・インデックス Composite Index)の概要

 ○CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成したものです。たとえば、いわき市のCIでは、   大型小売店等販売額等8つの経済指標の変化量を合成して一致指数を作成しています(詳しい計算方法   については、内閣府経済社会総合研究所のホームページ         http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/menu_di.htmlをご参照ください)。

 ○CIの変化の大きさは景気のテンポ(勢い)を示します。 また、景気の拡大期にはCIが上昇傾向を   示し、後退期には下降傾向を示します。ただし、CIは上昇・下降を繰り返しながら変化するため、   景気局面の判断はDIを含めた総合的な指標によって判断します。

(3)  D I (ディフュージョン・インデックス Diffusion Index)の概要

 ○DIは、複数の経済指標の変化方向を合成したものです。採用指標の各月の値を3ヶ月前の値と比較   して、改善した指標の割合がDIとなります。 たとえば、いわき市の一致指数では8つの指標を採   用していますので、そのうち6つが改善したならば6÷8=0.75(DI=75%)と計算します。

 ○一般に、50%を上回っているときが景気の拡張局面、50%を下回っているときが後退局面、50%を   上から下に切るときが景気の山、50%を下から上に切るときが景気の谷とされています。

(4) 景気基準日付

 景気の山・谷(拡張局面と後退局面との転換点)を景気基準日付と呼びます。この景気基準日付は、D   Iの動きのほか、他の主要経済指標の動きなども総合的に勘案して設定されますが、国では以下のよう   に定めています。

(14)

代表的な耐久消費財である自動車の販売動向を示し、 いわき市における消費動向が反映されている。 住宅への投資動向を表す。住宅投資の増加は建設資材 需要や家具の買替え需要などの波及効果をもたらす。 住宅を含む建設投資動向が反映される。家計の動向の みならず、企業等の景気見通しに影響される。 鉱工業在庫指数/出荷指数により算出。景気回復局面 に低下、悪化局面に上昇する。

負債総額1,000万円以上の倒産件数。景気後退期には 倒産件数が増加し、景気拡大期には減少するという逆 サイクルで推移する。

月間新規求人数/月間新規求職者数で算出。労働需給 の変化が敏感に反映され、特に景気の山の判定に活用 される。

企業経営者の景況感を指標化したもの。増加(好転)企 業割合−減少(悪化)企業割合により算出。企業の生産

・投資活動との関連性が高い。0が横ばい(もしくは景 気の転換点)の水準。

契約が500kW以上の電力の使用量。主として製造業 の生産活動の状況が反映される。

鉱工業部門の生産数量を指数化したもの。県のデータ をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。 鉱工業部門の出荷数量を指数化したもの。県のデータ をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。

小名浜港を通関して輸入された貨物の金額。工業用原 材料が多くを占める。

いわき市内インターにおける車両の出入通行量。 月間有効求人数/月間有効求職者数で算出され、労働 需給が反映される。

鉱工業部門の在庫数量を指数化したもの。県のデータ をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。 企業の所得変動を税収面から捉えた指標であり、過去 1年間の経済活動の状況が反映される。

中小企業等が金融機関から融資を受けようとする際に、 信用保証協会が債務保証を行う制度。

失業給付を受けている有効失業者数であり、景気に遅 行し逆サイクルで動く。

手形の交換高には、企業の取引活動の活発さが反映さ れる。

いわき湯本をはじめとする市内の温泉利用者数。観光 客数の動向が反映されている。

注)季:X12Aによる季節調整値、前:原数値前年同月比(倒産件数は3ヶ月移動平均値の前年同期比)、※:四半期原数値 船によって輸入・移入され小名浜港で船卸しされる貨

物、または小名浜港で船積みされ船によって輸出・移 出される貨物の重量。

いわき市内の主要な大型小売店舗の販売額であり、本 調査のため、いわき市独自で調査したデータ。

いわき自動車検査登録 事務所、全国軽自動車 協会連合会いわき支所 福島県土木部 いわき市建築指導 課

福島県企画調整部

東京商工リサーチ

ハローワーク平

福島県産業振興セ ンター

いわき未来づくり センター

東北電力いわき営 業所

福島県企画調整部 福島県企画調整部

福島県小名浜港湾 建設事務所

横浜税関

株式会社ネクスコ・トール 東北いわき事業部 ハローワーク平

ハローワーク平 福島県企画調整部

いわき市市民税課 福島県信用保証協 会

いわき手形交換所 いわき市市民税課

(15)

【参考】国・県の動き

1 経済・景気の動向

2 景気動向指数 (CI )

(1)国の動向

(2)県の動向

(1)国の動向

(2)県の動向

(我が国経済の基調判断)

 景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつあるが、失業率が 高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。

 ・輸出は、緩やかに増加している。生産は、緩やかに持ち直している。  ・企業収益は、改善している。設備投資は、下げ止まっている。

 ・企業の業況判断は、改善している。ただし、中小企業を中心に先行きに慎重な見方と   なっている。

 ・雇用情勢は、依然として厳しいものの、このところ持ち直しの動きがみられる。  ・個人消費は、持ち直している。

 ・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、当面、雇用情勢に厳しさが残るものの、海外経済の改善や各種の政 策効果などを背景に、企業収益の改善が続くなかで、景気が自律的な回復へ向かうことが 期待される。一方、アメリカ・欧州を中心とした海外景気の下振れ懸念、金融資本市場の 変動やデフレの影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。  また、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

 (内閣府「月例経済報告」平成22年8月公表分)

 県内の景気は、引き続き厳しい状況にあるが、雇用情勢において改善の動きがみられ、 生産活動において回復に向けた動きがみられるなど、持ち直しの動きが続いている。なお、 為替変動による影響を注視する必要がある。

 ・個人消費…乗用車など一部に明るい動きがみられるが、総じて弱い状態にある。  ・建設需要…民間需要は前年を下回っている。公共工事は前年を上回っている。  ・生産活動…回復に向けた動きがみられる。

 ・雇用・労働…雇用・労働は引き続き厳しい状況にあるものの、改善の動きがみられる。  ・物価…企業物価指数はわずかに下落している。消費者物価指数(CPI)はほぼ横ばいで      推移している。

 ・企業・金融…企業倒産は総じて落ち着いた状態で推移している。金融預金残高は前年       を上回り、貸出残高は前年を下回っている。

 (福島県「最近の県経済動向」平成22年8月公表分)

 6月のCI(速報値・平成17年=100)は先行指数:98.9、、一致指数:101.3、遅行指数 83.4となった。

先行指数は、前月と比較して0.3ポイント上昇し、3月ぶりの上昇となった。3月後 方移動平均は1.00ポイント下降し、15月ぶりの下降、7月後方移動平均は1.12ポイント 上昇し、9月連続の上昇となった。

一致指数は、 前月と比較して0.1ポイント上昇し、2月ぶりの上昇となった。3月後 方移動平均は0.27ポイント上昇し、14月連続の上昇、7月後方移動平均は0.92ポイン ト上昇し、11月連続の上昇となった。

遅行指数は、前月と比較して保合となった。3月後方移動平均は0.47ポイント下降し、 3月連続の下降、7月後方移動平均は0.38ポイント上昇し、6月連続の上昇となった。  (内閣府経済社会総合研究所「景気動向指数」平成22年8月公表分)

1 概 括

 6月の景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス、H17年=100)は、先行指数101.4 ポイント、一致指数81.0ポイント、遅行指数96.3ポイントとなった。

 先行指数は、前月(104.9ポイント)を3.5ポイント下回り、2月ぶりに下降に転じた。  一致指数は、前月(83.5ポイント)を2.5ポイント下回り、4月ぶりに下降に転じた。  遅行指数は、前月(93.6ポイント)を2.7ポイント上回り、2月ぶりに上昇に転じた。 2 一致系列の動向

 寄与度をみると、所定外労働時間指数(全産業)、大口電力使用量は2月連続のマイナ スとなった。また、雇用保険受給者実人員、生産指数(鉱工業)、建築着工床面積(鉱工 業)、手形交換金額(1枚当たり)はプラスからマイナスに転じた。

 一方、有効求人倍率は10月連続、出荷指数(鉱工業)は2月連続のプラスとなり、大 型小売店販売額(既存店)はマイナスからプラスに転じた。

 内訳をみると、雇用保険受給者人員がマイナス1.59ポイント、建築着工床面積(鉱工業) がマイナス1.17ポイント、大口電力使用量がマイナス0.65ポイント、手形交換金額(1枚 当たり)がマイナス0.52ポイント、所定外労働時間指数(全産業)がマイナス0.48ポイン

参照

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